レギュレーターの種類と特徴(オープン・クローズ等)




こんにちは!ココモの唐土です。

ダイビングの器材のご相談や販売の時によく聞かれるのが・・・

「レギュレーターって色々あるみたいですが、どんなのがあるんですか?」・・・ですが・・・「分け方」によります。

まずは大枠で、オープン(= 開放式)クローズド(=閉鎖式)セミ・クローズド(=半閉鎖式)・・・その違い、特徴を説明できるようにしておきましょう。

オープンとクローズドって?

レギュレーターを大きく分けると次の3つに分類されます

  1. オープン・サーキット
    • 空気またはEANx(エンリッチド・エア)を使用する。
    • 呼吸によってタンクから吸入し、水中へ排出する。
  2. クローズド・サーキット・リブリーザー(CCR)
    • 排気をすべてを再生します。ただし、浮上中、膨張したガスの一部は泡となって抜けていく。
    • 2種類のガス・・・希釈剤(一般的には空気)と100%の酸素が必要。
    • レクリエーショナルダイバーに適したCCRは、電子制御回路によりコントロールされている。
  3. セミ・クローズド・リブリーザー(SCR)
    • 排気の一部を再生する。
    • 泡は流れ出る量はオープンサーキットに比べて少なく主に後方から出る。
    • 1種類のガス・・・エンリッチド・エア(EANx36またはより濃度の高いもの)のみ。
    • 機械式のSCRがレクリエーショナルダイバーには使われていたが最新のものは電子制御。

レギュレーターの特徴

TUSAレギュレーター

TUSA

デマンド・バルブ

  • ダイバーが息を吸いたいときに、吸いたいだけの空気を流す。
  • ダイバーへ、周囲の圧力と同じ圧力の空気を送る。
    • 呼吸器系が耐えられる周囲との圧力差は( )atmが限界。

      《詳細》

      0.14atm(≒bar)

      《詳細を隠す》

使用される主な素材

  • ファースト・ステージ
    • ボディ 真鍮、アルミ合金、チタン合金
    • 内部 真鍮、ステンレス、テフロン、シリコン、ゴム、バイトン、チタン合金
  • セカンド・ステージ
    • ボディ 真鍮、プラスチック、カーボン、チタン合金
    • 内部 真鍮、ステンレス、テフロン、シリコン、ゴム、チタン合金
レギュレーターができるまで

練習問題を解いてみましょう

レギュレーター・・・これが無くては全て始まらないですね!

スクーバレギュレーターの・・・

オープン・サーキット=開放型”機構の意味は?

  1.  吸気はシステムに戻って再利用されるのではなく、水中に放出される
  2.  システムの中のすべてのダウンストリームヴァルブは呼気の時に開く
  3.  呼気はシステムに戻るのではなく、水中に放出される
  4.  上記のすべてが正しい
  5.  上記の全てが間違っている

《詳細》

解答

  1. × 吸気はシステムに戻って再利用されるのではなく、水中に放出される
    • 呼気
  2. × システムの中のすべてのダウンストリームヴァルブは呼気の時に開く
    • 吸気
  3. 呼気はシステムに戻るのではなく、水中に放出される

《詳細を隠す》

デマンドとは?

デマンド・バルブとは、ダイバーが息を吸いたい( )に、吸いたい( )の空気を流す。

《詳細》

解答

デマンド・バルブとは、ダイバーが息を吸いたいときに、吸いたいだけの空気を流す。

デマンド・バルブとは、ダイバーが息を吸いたいときに、吸いたいの空気を流す。

など…

《詳細を隠す》

デマンドバルブの利点
  1. フリーフロー・システムより( )空気量で済む

    《詳細》

    フリーフロー・システムより少ない空気量で済む

    《詳細を隠す》

  2. 水面供給式のヘルメット潜水では呼気を再呼吸してしまうことがあるが、デマンドバルブのスキューバでのセカンドステージは( )が小さいので、( )を防げる

    《詳細》

    デマンドバルブのスキューバでのセカンドステージは呼吸死腔が小さいので、二酸化炭素中毒を防げる

    《詳細を隠す》

  3. クローズドサーキットに比べ・・・
    • 機構が簡単
    • 価格が安い
    • シンプル(安全)
    • 経費が安い
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