何を学ぶかより、どれだけ長く使えるか。




AIの進歩が話題になることが増えました。

IT業界では数年前の常識が通用しなくなり、新しい技術を学び続けることが当たり前になっています。

法律や制度の改正によって、業務内容そのものが大きく変わる仕事もあります。

場合によっては、数年学ばなければ第一線で活躍できなくなる職種もあるでしょう。

もちろん、それは決して悪いことではありません。

変化が大きいからこそ成長できる分野もありますし、社会を前に進める原動力でもあります。

ただ一方で、世の中には少し違う性質を持つ仕事もあります。

基本となる技術や考え方が、10年、20年経っても大きく変わらない仕事です。

そうした仕事は、常に新しいことを学ばなくてよいという意味ではありません。

ただ、積み上げた経験や技能が長く資産として残りやすい。

だからこそ、激しい変化への対応に人生の時間を使うのではなく、家族との時間や趣味、健康、自分自身の人生を豊かにするための時間へ振り向けやすい面があります。

先日、リクエストをいただき、15年ぶりに鳥取県の田後の海へ潜る機会がありました。

久しぶりに訪れる海でしたが、ボートは大きなクルーザーになり、道路事情も大きく変わっていました。

一方で、海そのものは昔と変わらず美しく、懐かしく、楽しいダイビングをすることができました。

そして改めて感じたのです。

  • ダイビングの基本技術。

  • ナビゲーション。

  • 安全管理。

  • 海の楽しみ方。

器材こそ進化していますが、根本となる部分は昔も今も大きくは変わっていません。

15年という時間が過ぎても、身につけた技能や経験は今でも十分に活かすことができます

そのとき思いました。

世の中には、

  • 変化を追い続けることで価値を生み出す仕事がある一方で

  • 長く使える技能を積み上げることで価値を生み出す仕事もあるのだと。

そして、それはダイビングに限った話ではないのでしょう。

  • 職人の仕事かもしれません。

  • 農業かもしれません。

  • 教育かもしれません。

  • 地域に根差したサービス業かもしれません。

特に自営業は面白いもので、自分自身で仕事の形を作ることができます。

  • 収入を重視することもできる。

  • 自由な時間を重視することもできる。

  • 家族との時間を優先することもできる。

  • 地域とのつながりを大切にすることもできる。

これからの時代、

何を学ぶかだけでなく、

「どれくらい長く使える技能を身につけるか」

も大切な視点なのかもしれません。

そして、その技能を使ってどんな人生を作るのか

本当に考えるべきなのは、そこなのだと思います。




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