実践スキルとして
ディープダイビングの綿密な計画、準備、監督ができるよう、候補生はこのスキル練習で経験を積む。
- PADIディープ・ダイバー認定を受けている候補生は免除
(候補生は、ディープ・ダイバー・スペシャルティ・コースをトレーニングに組み込んで実施することが推奨される。)
必要要件
スキル5 — ディープダイビングのシナリオ
ダイビング前に、緊急用呼吸器材を準備し、安全停止の位置に設置するよう候補生に指示する。バディチームごとにセッティングして、ボートからぶら下げるか、ビーチダイビングの場合は潜降ラインのところに設置するというやり方をとる。
- 候補生は、ライン、ウォール(壁)、傾斜した水底を指標とし潜降速度をコントロールし、バディまたはグループから離れないよう注意しながら潜降するというディープダイビングを打合せの上練習する。
予定した深度まで潜降したら、候補生は指標ラインまたは指定した場所から少なくとも20キックサイクル分の距離を、コンパスを使ってナビゲーションしながら往復する。全員が正確なナビゲーションをマスターするまで、必要に応じて繰り返す。
- 候補生は、深度計と時計またはダイブ・コンピューターを使って浮上速度を確認しながら、指標ライン、ウォール(壁)、傾斜した水底を指標として使って、1分間に18メートル以下の速度で浮上する。
水面に出る前に3分間の安全停止の間、指標ラインや緊急用呼吸器材につかまらずにポジションを維持する。
- ダイビング後、候補生とこの場所でディープダイビングするダイバーのグループを監督する要素を検討する。
ディープダイビングの準備物(例)
- ディープに適したスクーバフルセット
- 安全停止など必要な容量、数と予備
- 深度変化による温度変化向きのスーツ
- 緊急用呼吸器(安全&減圧停止用)
- 潜水計画用のRDP、水中マップなど
- 潜水管理用のダイビングコンピュータ等
- 潜降・浮上用のライン、ブイ、リール等
- ゲージ、エンリッチ関係などの器材
- ディープミッションアイテム(風船、ボール、エアガン、ペットボトル、パズル、水中ライト、カレントフック等)