スキルのデモンストレーションはこの様に採点される!
例えば、ダイブマスターコース、ダイビングや救急法のインストラクターコースでは、次の様な基準でスキルが評価されます。
- 各スキルで少なくとも3点
- 合計で一定点数以上
- ランクによりいくつかの5点
得点・評価基準
プロコースでの各点数と、その点数になる評価基準は次の通りです。
- (不合格)できなかった。
- (不合格)やっとできた、または間違っていた。
- 正しく実施したが、早すぎて詳細を十分に見せられなかった。
- 正しくゆっくりと、詳細を十分に見られる様に実施した。
- 正しくゆっくりと、誇張した動作で実施した。簡単そうに見えた。
スキルサーキット(スキル開発)
24スキル
一般のダイバーさんは各コースのスキルで3以上であればインストラクターからOKがもらえるレベルです。
サーキットトレーニングの様に、スキル・サーキットという呼び方でトレーニングを行ったり評価会を行うことがあります。
PADIのプロコースメニュー(2020年~)
黄色 :5点を取るためには中性浮力の状態で行う
- 器材セッティング(組立と取外)、準備、装着と調整
- プレダイブ・セーフティ・チェック(BWRAF)
- ディープ・ウォーター・エントリー
- 水面で浮力チェック
- スノーケルからレギュレーター
レギュレーターからスノーケル交換- ファイブ・ポイント潜降
浮力コントロールで水底に接触しない- レギュレーター・リカバリーとクリア
- マスクの脱着とクリア
- エア切れの練習とバックアップ空気源の使用(停止位置)
- バックアップ空気源を使った浮上
- フリーフローしているレギュレーターから呼吸
- 中性浮力 – パワー・インフレーター
- ファイブ・ポイント浮上
- コントロールされた緊急スイミング・アセント
- オーラル・インフレーションでホバリング – 1分間
- 水中でのマスクなし移動
- 水中でウエイト・システムの脱着
- 水中でスクーバ・キットの脱着
- 水面でスクーバ・キットの脱着
- 水面でウエイト・システムの脱着
- ブラスト法を使ったスキンダイブとスノーケリング
- インフレーター・ホースの取り外し
- 緩んだシリンダーバンドの締め直し
- エマージェンシー・ウエイト・ドロップ
PADIのプロコースメニュー(~2019年)
《詳細》
- 器材セッティング(組立と取外)、準備、装着と調整
- プレダイブ・セーフティ・チェック(BWRAF)
- ディープ・ウォーター・エントリー
- 水面での浮力チェック
- スノーケルからレギュレーター/レギュレーターからスノーケル交換
- ファイブ・ポイント潜降
- レギュレーター・リカバリーとクリア
- マスクの脱着とクリア
- エア切れの練習とバックアップ空気源の使用(停止位置)
- バックアップ空気源での浮上
- フリーフロー・レギュレーターからの呼吸
- 中性浮力 – オーラルとパワー・インフレーターの両方を使って少しだけ空気を入れる
- ファイブ・ポイント浮上
- コントロールされた緊急スイミング・アセント
- 30秒間ホバリング
- 水中でのマスクなし移動
- 水中でウエイト・システムの脱着
- 水中でスクーバ・キットの脱着
- 水面でスクーバ・キットの脱着
- 水面でウエイト・システムの脱着
- 垂直にヘッドファーストでスキン・ダイブ
- スキン・ダイブしながら1回の呼吸で水中を15メートル/50フィート以上泳ぐ
- スキン・ダイブから浮上後、ブラスト法でスノーケルクリア
- スキン・ダイブから浮上後、ディスプレースメント法でスノーケルクリア
《詳細を隠す》
EFR-救急法コースメニュー
- EFR(一次ケア)
- 現場の評価
- 感染防止のバリアの使用
- 一次評価レスキュー呼吸
- 成人に対して行うCPR
- ひどい出血の管理
- ショックの管理
- 背骨の傷害の管理
- 気道閉塞で意識がある成人への対応
- AEDの使用法
- 緊急時の酸素の使用法
- EFR(二次ケア)
- ケガの評価
- 病気の評価
- 包帯の使用方法
- 骨折や脱臼のときの副木の使用方法
- 救急法(乳児、小児)
- 現場の評価とバリアの使用
- 一次評価
- 気道閉塞で意識のある小児
- 気道閉塞で意識のある乳児
- 小児に対して一人で行うCPR
- 乳児に対して一人で行うCPR
- ひどい出血の管理
- ショックの管理
- 脊髄の傷害の管理
- ケガ・病気の評価
- 包帯の使用方法
- 緊急時のシナリオ練習