「ダイビングのプロ資格、いつか時間とお金に余裕ができたら取ってみたいと思ってます」
そんな声をよく耳にします。
確かに、仕事が忙しい。お金もかかる。
「今はタイミングじゃない」と思ってしまう気持ちもわかります。
でも、それ、本当に「いつか」やれる日が来ると思っていますか?
◆ 「いつか」は、たいてい一生来ない
多くの人は、「余裕ができたら挑戦する」と言いながら、
結局その“余裕”がいつまで経っても訪れないまま、年を重ねていきます。
・仕事はどんどん責任が重くなる
・家族ができて自由な時間が減る
・ちょっとした体力の衰えを感じるようになる
そして気づけば、「やりたかったこと」が「やり残したこと」になっている。
◆ 今の1万円と、10年後の1万円の価値は違う
これは経済の話ですが、
お金には「時間価値」があります。
たとえば、今1万円で買えるものが、10年後には1万2千円出さないと買えなくなるかもしれません。
インフレが進めば、将来のお金では今と同じ体験はできないんです。そして、それを得ていれば、それから得られていたであろう価値(複利)を得ることもできません。
同じように、若い今だからこそできる経験も、将来ではもうできなくなるかもしれません。
・今の体力
・今の好奇心
・今の自由な時間
これらすべてが、将来もそのままあるとは限らない。
◆ プロ資格を若いうちに取る意味
ダイビングのプロ資格(たとえばPADIのインストラクター)を若いうちに取ると何が変わるのか?
✔ 指導者の能力を人生で発揮できる
✔ 全く異なる属性の人々との交流が広がる
✔ 自由な時間を作り「生き方そのもの」をデザインする能力ができる
そして何より、
「自分で選んだものを、先延ばしにせず自分で掴んだ」
という経験は、その後の人生で大きな自信と行動力になります。
◆ 逆に、「余裕ができたら…」の先にある人生は?
たいていの人がそう口にしながら、
結局は目の前のことに追われ、
やりたかったことはどんどん遠ざかっていく。
気づけば、
・言われた仕事をこなすだけの日々
・将来の不安はあるけれど変化が怖くて動けない
・過去の自分に「あの時やっておけば」と後悔する
そんな“ありきたり”な人生を、
誰に強制されたわけでもなく、自分で選んでしまうのです。
◆ 「今」しかない。
時間も、お金も、体力も、意欲も、
すべてにおいて「今」は最高のタイミングかもしれません。
未来を変えたければ、
今だからこそ未来のためにできることは何か?を大切にしてください。
そしてもしあなたが、
「自分の力で人生を動かしたい」「スキルや行動力を高めたい」「世界観を広げたい」
そう思うなら、ダイビングのプロ資格はただのライセンスではありません。
それは、“ありきたり”じゃない人生を選ぶ鍵になるはずです。
◆ 最後に
「いつか」…は、たいてい訪れません。
本当に大事なのは、「今」動くかどうか。
もしあなたが、
何かに縛られない人生、もっと自由な生き方を望むなら、
まずはその一歩を踏み出してみることをお勧めします。