独立のタイミング




こんにちは!ココモの唐沢です。

ダイビングインストラクターから様々なご相談を頂戴します。

今回は「独立のタイミング」について。

経験からのひとつの考え方を紹介します。

概要

Q.独立のタイミング

どのタイミングで独立すべきですか?

仕事はひと通りできるようになりました。

A.早い方が良いです

勤務インストラクターの立場では、「利益」とは「お給料」のイメージが強いのではないでしょうか。

事業としては、あなた「お給料」は「利益」ではなく、経費(人件費)です。

実際には利益と言っても、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「税引前当期純利益」「当期純利益」など5つに分類して事業を把握します。運営の基本です。

独立を考えてるのなら、10年もサラリーマンして視野を狭くするのでなく、少しでも早く視点を切り替えることが重要です。

サラリーマンとしてのあなたの活動は、給料以外に会社や店舗、経営者等の利益を生んでいますが、あなたのものにはなりません。

独立が遅くなるほど、それらの利益は他人のものになりますが、早い分だけその年数分、あなたの資産として蓄積されていきます。

独立が 早い vs 遅い

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利益や実績はあなたやあなたが設立する会社に資産として蓄積されます。独立が1年遅れると1年分10年遅れると10年分失います。20歳で独立すれば40歳では実績20年ですが、独立が40歳でも会社は実績ゼロの一年生です。

早いほど、多少の失敗は挽回できますが、遅くなるほど失敗の危険は大きなものになります。

私はインストラクターを取得して約半年後、25歳で開業しました(ダイビング経験は6年)。顧客ゼロのスタートでしたが、ダイバーが年々増えていくのはご存知の通りです。積み上げであるという点でも、30歳、40歳と遅くなるほど一般に伸びしろは減少します。

10年以上、勤務インストラクターとして活動し、10年間の顧客、資産、時間、そして体力や若さを失って独立する場合、得るものもありますが、失ったそれらを取り返すことは時間経過とともに困難になります。

学生時代に「ダイビングが好きでもっと潜りたいからスクールに就職した」という方もおられますね。学生には高価ですが、社会人インストラクターであれば、給料で毎週ダイビングすることくらい容易でしょう。その頻度は販売をメインとする勤務インストラクターの活動を上回る程です

学生時代の動機はそんなものです。

独立が早い方がリカバリー可能!

若いほど、失敗を取り戻したり、方向転換する機会や時間があります。年を取るほどやり直す時間が無くなり、体力は落ち、転職は困難になり、将来的に働ける時間(老後への蓄えを作る機会)が減少します。圧倒的に早い方が有利です。

人生の一般法則(ラリーウィリアムズ

人生における成功の法則は、

利益を増すには時間がかかるということだ。

《詳細》

これは基本的な数学の問題だ。

期間が短い中で

大きな動きをとらえるのは

なかなか難しく間違いは許されない。

この法則は時間が続く限り

消滅することはない。

《詳細を隠す》

スクール自体(あなたが起業する事業)のランクアップも時間や実績が必要です。

将来、リタイヤ後に、会社として蓄積された土地、建物、プール等設備、そして暖簾(知名度や実績、ブランド)の売却や賃貸で収入を確保するにも、会社運営の期間が長いほど有利です。

40歳からより20歳代からのほうが体力、経歴、そして時間で、圧倒的に有利です。

より長い期間に投資する方が、短い期間に大きくかけるよりはるかにリスクが小さいです

独立のタイミングでの違い

 早い独立 遅い独立 
10年の活動は、給与以外に10年分の資産を形成する 10年の経済的な獲得利益は給与のみで、活動からの資産は失う(辞める会社に開業を妨害されるリスクが増す)
活動年数分のネームバリュー、「知名度」と「暖簾(のれん)」を得られる  独立からようやくあなたのブランドがスタートする
ホームページや、ブログはあなたの資産となり積み上げで売上に貢献する ホームページやブログの情報資源は勤務先に属し、貴方の資産とはなり得ない




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