ダイビングをやってみて好きになった人に、ダイブマスターやインストラクターの資格を取得し、スクールを開業したいと考える人は珍しくありません。しかし、将来、開業したいと考えるのであれば、勤務インストラクターではなく、実際に開業し、安定的に経営できている経験豊富な経営者であるインストラクターのもとで学び、より深い理解とスキルを身につけることが何より重要です。
組織の方針や規定で勤務しているインストラクターに習う場合、日々のファン・ダイビングやレベルアップ・コースを積み重ねたり、プロ・コースを受講してプロ資格を取得しても、経営的感性を磨いたり、独自のスタイルを発展させるのは難しいです。それに対して、開業しているインストラクターのもとで学ぶことで、プロコースだけでなく数多くのダイビング機会を通して、ビジネスの運営やクライアントとの関係性構築などの重要な考え方やスキルを身につけることができます。
また、開業をゴールにするのは危険です。どのような事業にしたいかにも焦点を当てるべきです。誰にどう習うかによって、あくせく働く大変な生活になるか、ゆったり暮らせるか、専門性を高められるか等の方向性が決まってくるでしょう。思い立った時から、その後の人生設計を考慮すべきであり、方針に合ったことが学べるスクールにより早い段階から通うことが最も優先すべきことです。
家から近いに越したことはないですが、遠くとも、高くつこうとも、将来の事業での価値を考えればそれは必要コストでしょう。例え100万円、200万円違ったところで(実際はそんなに変わるものではないでしょう。)、稼げるようになるための誤差程度のコストだと考えられない思考はそもそも不適格の可能性が高いです。浪費した時間をやり直すことは不可能であり、プロになってから学べるものは非常に限定的であり取り返しがつかないからです。
どの様な道を選ぶにせよ、インストラクターになる過程で、どんな道を歩んだかによって、将来の人生が決まると言っても過言ではないでしょう。ダイビング自体の技術や経験も重要ですが、自分の人生やビジネスに対する考え方や行動により、資格取得以外の成長過程で得られたノウハウこそが人生に重要な影響を与えるということです。
概要
おまけ:
ダイビングが上手だと開業できるというわけではないです。
また、初級や中級段階で上手くないからと諦める必要は無いです。マスククリアや中性浮力が苦手な人が、素晴らしいプロになった人も居ますし、逆に、テキトーなダイビングを続けてプロになった不適格な方も多く見てきました。
いつでも思い立ったが吉日です。まずはより良いスクール選びから行動を起こしてみましょう。
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