日本では、一般にタンクを所有することはほとんどなく、高速道路で移動ささずとも、海辺で調達(レンタル)できます。
タンクが無くてはなじまらないダイビング!長持ちの秘訣は勿論、安全、メンテナンスに関することも確認しておきましょう。
表面加工
今は見ないですよね?まっ茶っ茶のスチールタンク・・・チョコレートカラーというと可愛いですが錆錆のタンクです。昔は塗装タンクが多かったので錆もすれば、定期的にペンキを塗る必要があったものです。
現在はメタリコンというメッキがされてるのでそんな手間が無く、タンク外観の見た目も維持されてますね。
さて・・・スクーバタンクの表面と表面処理(コーティング)には様々あります。
- スチール
- 昔 塗装(亜鉛塗装もあるが長持ちしない)
- 現在 亜鉛メッキ
- アルミ
- 錆び(酸化アルミニウム)は腐食を止めてくれる(海水への耐腐食性ともなる)
耐圧検査(方法)
日本での容器検査は、高圧ガス保安法第44条第1項に基づいて行う検査です。
- 日本では機器検査事業部及び各支部(事務所)で実施されます。
- 検査方法は国によって異なることがあります。
- 高圧ガス保安協会
- タンクの( )を計測する
《詳細》
体積《詳細を隠す》
- タンクにを( )入れる
《詳細》
水《詳細を隠す》
- 常用圧力よりも高い圧力[1]日本では最高充てん圧力の数値の三分の五倍 容器保安規則第26条で加圧してタンクの( )を計る
《詳細》
膨張分《詳細を隠す》
- 圧力を抜いた後に体積を計る
- 加圧前後の体積を比較する
- タンクの膨張と収縮の具合が許容範囲内の場合・・・検査に合格
- 検査を受けた容器に( )がなされる(法第45条)
《詳細》
刻印
検査した”年月”を刻印する《詳細を隠す》
容器に高圧ガスを充てんするときは、その容器に( )がなされていることが必要です(法第48条第1項)。
《詳細》
《詳細を隠す》
耐圧検査(時期)
一般に次のような状況が見られるときにも耐圧検査が必要です
- 政府機関等が定めた定期的な間隔で
- 腐食部分を除去するために研磨したとき
- 打撃などによって傷がついたとき
- 金属としての強度に影響を与える( )℃を超す熱にさらされたとき
《詳細》
82《詳細を隠す》
(分子構造が変化し、金属がもろくなっている可能性があるため)
- ( )年間以上使用しないで放置されていたとき
《詳細》
2《詳細を隠す》
- 損傷している可能性があるとき
- 特に( )は高温にさらされた場合には廃棄処分にするべき
《詳細》
アルミニウム合金《詳細を隠す》
視認検査とは
- ダイビング業界では、年に( )回実施するのが標準
《詳細》
1《詳細を隠す》
- バルブも点検し、必要に応じてOリングを交換する
視認検査(目的)
- 検出が目的
- 外側損傷 外側に大きなダメージはタンクを劣化させる。
- 内部腐食 強度を弱める。詰まりの原因となる。
- 内部腐食をピッティングと呼ぶ
- ( )はバルブを詰まらせることがある(主にスチールタンク。)
《詳細》
腐食片《詳細を隠す》
- 次の耐圧検査迄にタンクの耐久性を失わせる
- 腐食が進んでいる場合、内部で異音がする
- 電蝕[2]ガルバニック作用 タンクとバルブという( )間の腐食。
《詳細》
異種金属《詳細を隠す》
(バルブを外すのにねじ山を破壊することになる-タンクが使えなくなる)
練習問題を解いてみましょう
高圧ガスは法律の規制によるところが多いので、改正などにお気を付けください。この投稿も現時点のものです。
正誤問題
誤の場合は文を訂正ください。
- スクーバタンクには耐久性の高い焼き付け塗装が適している。
《詳細》
×
82℃の熱で材質が柔軟性を失い、破裂する可能性が高くなる。
82℃以上の熱にさらされた場合は耐圧検査を受ける。《詳細を隠す》
- 耐圧検査は常用圧力の3分の5倍の圧力で通常使用するガスを充填して柔軟性を計る
《詳細》
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破裂した際ガスであればその膨張が危険だが、水を満たしている方が安全です。《詳細を隠す》
- タンクを転がすと、内部で異音がする場合は再圧検査をするべきです。
《詳細》
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内部腐食による腐食片が音を出している可能性があるので、視認検査を行う。《詳細を隠す》
- 異種金属の接触部であるバルブ部が腐食するのは海水の影響がある。
《詳細》
〇《詳細を隠す》
注釈
1. | ↑ | 日本では最高充てん圧力の数値の三分の五倍 容器保安規則第26条 |
2. | ↑ | ガルバニック作用 |