ダイビングコンピュータを使わずに潜られてる方はおられるでしょうか?私がダイビングを始めたころはアナログ時計とアナログ水深計、そしてダイブテーブルでした。今でも潜るにはそれでも十分ですが、やはりダイビングコンピュータは便利です。
スクールでは伝統的なこの潜り方も案内しています。「なるほどー!えーねぇ~!ダイコンなんていらねー!」と、身に付けて頂けるのは嬉しいですが、今のご時世、バックアップとしてでもダイコンを使ってほしいところです。
高所潜水で用いる水深計は?
高所で潜水をすると水深を修正してくれるものと、正確に表示しないものがあります。
デジタル深度計
- 多くのデジタル深度計は、自動的に、又は設定により高度に従って深度を補正してくれる機能がある
ブルドン管深度計
- 最も一般的に使われるアナログ深度計
- 一般に現在深度を示す針の他に最大深度を示す「( )」がある。
《詳細》
置き針※潜降前に針を予定深度よりは浅いところへ動かしておく《詳細を隠す》
- 金属製の管でできておりデジタルに比べて誤差が大きい。
- 見た目壊れてなくてもオーバーホール時の点検により深度30mで6mの誤差が分かった例がある
- レギュレーターセットのオーバーホールで水深計も点検してくれるメーカーは限られる
- 一般に、ゼロ合わせはできても深度調整機能はなく、修理ができずユニット交換になる
- 高所では実際の深度より( )表示される
《詳細》
高所では実際の深度より浅く表示される《詳細を隠す》
毛細管式深度計
様々記述はありますが、現在、市場でほとんど見ることはありません。予備知識程度で良いでしょう。
- ボイルの法則によって( )水深(深度)が表示される。
《詳細》
- プラスチック製のチューブ(毛細管)の片方から水が入る。
- パイプ中の空気のスペース(体積)の( )により深度を示す。
《詳細》
体積変化により深度を示す《詳細を隠す》
- 海水面から(実際は設計により見やすく工夫されている)
- 10m(2気圧)では体積1/2
- 20m(3気圧)では体積1/3
- 30m(4気圧)では体積1/4
- 海水面から(実際は設計により見やすく工夫されている)
- デメリット
- 深いところほど目盛りが( )見にくい。
《詳細》
深いところほど目盛りが細かく見にくい。《詳細を隠す》
- チューブに( )不正確になることがある。
《詳細》
チューブに気泡が入り不正確になることがある。《詳細を隠す》
- 深いところほど目盛りが( )見にくい。
ダイビングコンピュータ使用の正しい手順
- 各自コンピューターを使用し、最も控えめな制限に従う
- ダイブ・テーブルのガイドラインを参考にメーカーの指示に従う
- 高所移動、深さの順序、浮上速度、安全停止、高所潜水など
- スクロールしてNDLを確認し、ダイブプランを立てる
- 予定深度の次に( )バックアッププランを立て記録する
《詳細》
予定深度の次に深いバックアッププランを立て記録する《詳細を隠す》
- 最初から最後まで同じダイブコンピューターを使い、混同しない
- NDLが延びることを考慮したエアー管理を行う
- ( )ところで大きく深度を変えない
《詳細》
浅いところで大きく深度を変えない(圧力の変化率が大きい)《詳細を隠す》
- ゆっくりと浮上し、安全停止をする
- ダイビング中の故障では、直ちに安全停止を長く行い浮上する
- 引率者は参加者に各自コンピューターに従うようアドバイスする
- それぞれ異なるタイプを統括するのは困難でしょう
練習問題
ダイビング場面での器材についての問題を解いてみましょう
高度2,000mの湖で・・・
ダイビングをする場合、ダイバーが毛細管式深度計でが表示する深度が15mだとしたら、実際の深度とどういう関係があるか。
- 実際の深度も15m
- 実際の深度はより深い
- 実際の深度より浅い
- このデータでは判断できない
《詳細》
アナログ水深計で
ディープダイビングをする際に注意すべき点は・・・
《詳細》
RDPなどのテーブルで減圧不要限界いっぱいで潜ると水深計の誤差で限界を超える可能性がある。
《詳細を隠す》