【第3回】“働きすぎずに稼ぐ”ダイビングインストラクターになるための3つのこと




こんにちは。
前回は「自由で幸せなインストラクターになるための3つの条件」をお話ししました。

今回はその中でも、「どうやって稼働率を上げすぎずに収入を増やすか?」という、現実的な戦略を共有します。


◆ 戦略①:単価を上げる → 「選ばれる理由」を明確にする

業界にはびこる偽り“安かろう悪かろう”を隠しての集客。
そこに飲まれないためには、価格ではなく価値で勝負する必要があります。

私が行ったのは:

  • メニューを3段階に整理(初心者向け・中級者向け・プレミアコース)

  • 本質的な価値でブランディング(「通いたい」と思っていただく)

  • 料金表示より「通う価値」を、実際に高価値と実感できる設計

結果、最短でPADI5★IDセンターになり、全国でも数少ない国道沿線に駐車場がある室内温水プール完備の戸建ての店舗を構え、コースディレクターを、短期で次々排出できるスクール運営が可能になりました。また、その実績に数々の表彰を頂いています。


◆ 戦略②:リピーターと紹介を自然に生む「信頼の設計」

稼働率を上げずに運営しつつ成長させるには、新規を追いかけすぎない設計が必要です。

  • 【導入】受講後に“その人だけの目標”を一緒に設定(→ 継続理由になる)

  • 【接続】SNSやメールで定期フォロー(→ 忘れられない関係性)

  • 【波及】満足した人が自然と周囲に紹介(→ 無理なく集客)

これらを「仕組み化」したことで、広告費0円で安定した申込が入るようになりました。

同業他社では…広告費にお金をかけ、そのコストも出せない低価格(低品質)で集客し、元を取り利益を出すために、無理に高額商品を抱き合わせ販売する商法がありますが…そういうスクールと真逆の設計です。


◆ 戦略③:ダイビング以外の収入源を持つ「複線型フリーランス」

ダイビングにフルコミットしてしまうと、天候や季節、そして世情などによってどうしても収入が不安定になります。

大きな企業ですら(大企業だから?)、その多くは多角的な経営をしています(そうしたから大企業になった?)。

そこで、弱小な個人事業程度の私ごときは尚更で、「ダイビング × コンサル × 投資(金融や不動産)」という三本足のモデルをつくりました。

  • 基本となる大好きなダイビング事業
  • 専門性を高めることでのコンサル事業

  • 収益の再投資による運用(金融・不動産)事業

これらにより、「一業種に依存する必要が無い」という、精神的にも大きな安定を得ました。


◆ 「働かずに稼ぐ」ではなく、「選んで働く」を実現する

私が目指したのは「サボること」ではなく、“本当に届けたい価値”に集中できる状態です。

  • やりたくない(ポリシーに反する)仕事はしない

  • お付き合いしたい(善良な)方々とだけ関わる

  • 忙しさではなく、濃さ・品質等で評価される

それが私の描いた「自由でシアワセなインストラクター」というひとつのライフ・スタイルの本質でした。


◆ 次回予告:「“モテるプロ”を育てるスクール」

第4回では、学生時代に出会い、私の人生に大きな影響を与えた“モテるプロ”の先輩方について、掘り下げていきます。

「異性にモテる」という狭い意味ではなく、「選ばれる存在であること」「人生に自信を持つこと」…
そのために必要な“自分らしさの磨き方”を共有します。


[あとがき]

“頑張らないと生きていけない”から、“頑張らなくても心が満たされる”へ。
そんな人生も、あなた自身の選択次第でつくれます。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする