【第5回】ロールモデルになるための3つの鍵




こんにちは。
これまでの回では、実体験からの生き方や価値観をお話ししてきました。

今回のテーマは、これを読んで頂いている「あなた」について

「あなたの生き方が、誰かの希望になる」

という状態をどうつくるか?
つまり、“ロールモデル”になるということについてです。


◆ 鍵①:「言語化力」で人生を価値ある物語へと舵を切る

特別な経歴や華々しい実績がなくても、
自分の生き方を“人の心に届く形で”伝えられれば、それはロールモデルになります。

やるべきは:

  • 自分の“転機”をエピソードとして語る

  • 「だからこうしている」という理由を添える

  • 抽象と具体を行き来して、読者の人生に“重ねられる”ようにする

普通の人生こそ、語り方で価値に変わるのです。いや、世に言う普通なんて無いものです!


◆ 鍵②:「発信軸」を明確にして“ファン”をつくる

なんとなくSNSを使うのではなく、
「誰の、どんな悩みに、どう希望を届けるのか」を明確にして発信することが重要です。

たとえば私の発信軸は:

  • 誰に:自由に生きたいフリーランス・インストラクター

  • 何に:時間・お金・人間関係のしがらみ

  • どう:実体験と選択の積み重ねで「こうなれる」未来を提示

→ だから「そんな生き方も良いかも」と思われるようになる。


◆ 鍵③:「自分の現在地」を正直に見せる勇気

ロールモデルというと、完成された人間像を思い浮かべがちですが、
むしろ大事なのは「進行形の物語」を表現することです。

  • 今も悩んでいること

  • まだ挑戦していること

  • これから目指している姿

それを正直に出せる人ほど、「私にもできそう」と思ってもらえる。

憧れ=手の届かない理想ではなく、自分の延長線上にある希望であること。


◆ ロールモデルとは「自分の選択に責任を持つ人」

  • 誰かのマネをするのではなく、

  • 正解を押し付けるのでもなく、

  • 「こういう人生もある」と実在感をもって提示する

それが、業界や社会にとって最も自然で強力な変化の起点になります。


◆ 次回予告(最終回):「“選ばれる生き方”を一生続けるために」

最終回となる第6回では、自由で幸せなダイビングインストラクターとしての人生を
継続・進化させ続けるための視点をお届けします。

  • 変化に適応する力

  • 志を持ち続けるコツ

  • 若手と共に成長する姿勢

“自由”や“魅力”を一過性で終わらせず、
一生選ばれ続ける人であるために、何が必要なのかを深掘りします。


[あとがき]

あなたの人生は、あなたのものです。
けれど、それを見て希望を感じる人が必ずどこかにいます。
だからこそ、自信を持って“自分を生きてください”。




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