【第1回】業界に希望を。業界を“こうありたい”が変える。




こんにちは。
現役のダイビングインストラクターとして、(より良く関わっていただいた皆様のおかげで)自由でシアワセな人生を送っている私から、業界の未来に向けて少しだけ提案があります。

私は五十代男性ですが、性別や世代に関わらないお話として・・・

◆ あるベテランインストラクターの記事を読んで

先日、ある尊敬すべきベテランインストラクターの記事を読みました。
内容はどれもダイビング業界の現状の問題点を的確に突いていました。

  • 価格を下げた低品質で危険なサービス

  • 低賃金な上に長時間労働(従業員)

  • キャリアが積みにくい構造(従業員)

どれも事実ですし、指摘の内容も真剣なものばかり。
ただ、読みながらこんなことも思ったんです。

これを読んで

「よし、明日から変えてみよう」

…と思える人は、どれだけいるだろう?

◆ 「否定される」と人は守りに入る

多くの現場インストラクターは、現状の問題点をある程度自覚しています。
でも、生活がかかっていたり、具体的な抜け道が見えなかったりすると、どうしても「仕方がない」「今さら変えられない」と思ってしまう。

そこに「こうあるべきだ」「今のやり方は間違っている」と言われても、多くの人は守りに入ります。
それは当たり前でしょう。


◆ ロールモデルこそが希望になる

だから私は、否定するよりも、ロールモデルとして“魅せる”ことを選びました。

  • ダイビングを軸に、複数の収入源を持ち

  • 季節に縛られず、時間にも追われず

  • 経済的にも精神的にも自由で

  • 結婚も、家族との時間も、ちゃんと手に入れている

そんなライフスタイルを実現できることを、現実として見せる
それこそが、業界を少しずつでも変えていく力になると信じています。


◆ 「それ、いいな」と思わせた時点で変化は始まっている

人は「変えよう」と決意するより先に、
「なんかあの人、いいな」「自分もああなりたい」と憧れるところから動き始めます

だからこそ、業界が変わるには「理想論」じゃなくて、「憧れ」の存在が必要なんです。


◆ 次回予告:「自由で幸せなインストラクターになるための3つの条件」

次回は、私が実際にこの生き方を実現するうえで整えてきた3つの要素をお伝えします。

  • 経済的自由

  • 時間的自由

  • 精神的自由

この3つの条件が揃うことで、ようやく「本当の自由」は始まります。

お楽しみに。


[あとがき:読者へひとこと]

あなたの人生は、組織やシステムに決められるものではありません。
“好きなことを仕事にして食べていく”という夢は、ちゃんと現実になります。
その証明として、これからの記事で綴ってみます。




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