【第4回】「モテる」とは何か?自分だけの魅力を育てる3つの視点




こんにちは。
前回は「働きすぎずに収入を得る」ための具体的な方法をお話ししました。

今回は一見、仕事と無関係に思えるようで、実は最も根っこにあるテーマです。

それは「モテる」ということ。

敢えて分かりやすい(?)「モテる」という表現をしましたが、実際に異性にモテる…という狭い意味ではなく、”世代を超えて受け入れられる”ということです。このモテ(世代を超えて受け入れられること)は人生の幸福度を大きく左右すると考えています。

これは「外見」や「恋愛テクニック」の話ではありません


◆ 必要とされる

ダイビングのプロになる教本には「成功」とは「必要とされること」と書かれています。

ダイビングインストラクターであろうと、コンサルタントであろうと、
結局は「この人から学びたい」「この人といたい」と人に必要とされる力が不可欠です。

  • お客様に選ばれる

  • パートナーに選ばれる

  • 仲間や応援者に選ばれる

ややウケ狙いで「モテる力」とは表現しましたが、身近で同じような属性の方だけでなく、様々な世代や業種の方に受け入れられるには、何らかの魅力がある筈です。商品やサービスの品質は勿論、それ以外に、信頼であったり、影響力であったり…です。


◆ 視点①:自分を偽らずに“出す勇気”

「本当の自分を見せたら嫌われるかもしれない」
そんな不安を乗り越えて、自分をさらけ出せる人は、強くて魅力的です。

  • 無理に“業界人”ぽくしない

  • 欠点も含めて言語化できる

  • 自分の価値観を発信できる

この“素直な発信”が、人の心を動かします。

「あの人、なんか気になる」
→ それが何らかの魅力に通じる入口でしょう。

いくら表面的に選ばれても、「本当の自分は嫌われる」のであれば意味がありません。自分を信じ、日々関わる方々のことを真剣に考えていると結果的に(全ての人ではないにしろ)「本当の自分が受け入れられる」ものです。


◆ 視点②:自分のストーリーを語れる力

人は“情報”には反応しませんが、“物語”には心を動かされます。

たとえば:

  • なぜダイビングを始めたのか?

  • どんな壁にぶつかり、どう乗り越えたのか?

  • なぜ今の生き方を選んでいるのか?

これらを“他人事ではなく、自分事”として語れる人は、自然と共感と支持を集めます。


◆ 視点③:“余白”のある人間になる

完璧で何でもできる人よりも、
「ちょっと抜けてて、でも努力している」人の方が人は親しみを感じます。

  • スキを見せる(自認する)

  • 手が届きそうな理想像である

  • ツッコミどころがある

これが、「応援したくなる人」「関わりたくなる人」への近道です。


◆ 本質は“自分の価値を信じること”

他人に興味を持ってもらえるかは、誇張した奇抜なことやテクニックではなく、「自分という存在を肯定する」ことからでしょう。

  • 他人の物差しで生きない

  • 自分が自分を好きでいられる選択をする

  • それらを共有できるオープンな感覚をもつ

これらが、地域で最も長く、最高ランクを維持し、ダイビングスクールを続けられている要素となっていると実感しています。


◆ 次回予告:「“誰かの希望になる”ロールモデル」

第5回では、今回のテーマをもう一歩進めて
**「自分の生き方そのものが誰かの希望になる」**という視点から、
ロールモデルとしての立ち方・見せ方をお話しします。

  • 発信内容の設計方法

  • ブランディングの作法

  • モデル化するためのストーリー構成

ダイビング・インストラクターだけでなく、あらゆる業種や場面で「伝える立場」の方に役立つ内容になります。


[あとがき]

「モテたい」と声に出して言える大人は、実は強くて素直な人でしょう。
あなたの魅力は、発信すればするほど、人を惹きつける力になるはずです。




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