ナビゲーション

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こんにちは!ココモの唐土です。

ナビが苦手なプロ候補生によく会います。大抵の場合、アドバンスなどでナビを経験されてても現実的にはトレーニングされてないそうです。SPとして現実的に教えられる人が少ない[1]インストラクターを取得しただけでは資格的にSPは教えられません。というのもありますが、知識はあっても使えないというのが惜しすぎます…

また、ナビとは慣れることだと思われてる方がおられます。よく知ってるところへ行くのはナビではないです。ナビは技術です。

本来は・・・

スペシャルティでは、実用レベルで教わって頂きたいですが、参加することで認定カードをもらう制度としてしか活用されてないことがあるようです。まずは、ナビゲーションをトレーニングできる人から練習方法を習うことを経てプロになられることをお勧めします。

ナビ習得の効果

プロを目指される方、仕事にされる方には一定の能力が必要です。

ガイドを依頼される方はそこそこのレベルでいいでしょう。ただ、ガイドが居てもナビができるようになると楽しみの質が変わることは確かです。効果としては…

  1. エアー消費が少なくなる
  2. 移動が効率良くなる
  3. バディと阿吽の呼吸で楽しめる
  4. ( )を立てやすくなる

    [詳細]

    潜水計画[2]旅行の計画の様にお考えください立てやすくなる。
    マップを元に、何分後にどこにいるか、目標物は何か、無限圧潜水時間は…など全体像をプランニングできるようになります。

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ナビゲーションの要素

ナビゲーションには次の5つの要素が決まっている必要があります。[3]あえて臨む道のスポットでは、一部が変数であってもダイビングの進行により導き出せることが必要です。

  1. ( )
  2. ( )
  3. ( )
  4. ( )
  5. ( )

野生の感で潜られる方を除いて、これを覚えてない方は、全て暗記することから始めてください。

[詳細]

  1. コース取り(ルート)
  2. 目標物(地形、構成物など)
  3. 距離(5つのうち主に2つ
  4. 方位(コンパス)
  5. 深さ(計画、たどればルートになる)

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5つの距離(上の3)とは

水中で「距離」といえば次の5つのうち、主に実用として用いるのは( )( )です。

[詳細]

水中で「距離」といえば次の5つのうち、主に実用として用いるのは時間エアーです。

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  1. 時間
    • 時計やダイコンでの計測で、通常のダイブでは1分単位
    • 透明度が悪く小さく回るときは数十秒単位のこともある
  2. エアー
    • 実際の距離を測るというより( )などコース取りを支配する

      [詳細]

      実際の距離を測るというより折り返し点などコース取りを支配する

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  3. キックサイクル
    • 実際のナビで使うことはあまりなく、小さく正確さを確認する練習用
    • 左右の足での1 ストローク(1 往復)が1キック・サイクル
  4. アームスパン
    • 実際のナビで用いることはほぼ無く、緻密な情報や宝探しなど用途は限られる
    • 腕を広げた幅(例 尋[4]ひろ・・・両手を広げた長さを指し、主に水深を意味する
      紐を両手で一杯に広げて紐を送る動作を繰り返す場合の長さ
      例えば、釣糸を底までたらす場合の長さを両手で計測する
      通常は1尋=6尺、明治時代に1尺=(10/33)メートル、1尋は約1.818メートル
      1尋を5尺(約1.515メートル)とすることもある。-Wikipedia-
  5. メジャー・ロープ
    • 実際のナビで用いることはほぼ無い
    • ナビの練習の距離を確認するなどの為の道具

 ナビゲーションの為の準備

何はともあれ…楽しく!ナビができように効率的な練習をすることです。

目標物の確認
  • 情報源
    • マップから・・・縮尺など正確ではないことが多い
    • スタッフから・・・旬な情報、ピンポイントの情報
      • ( )によって情報の質と量が変わる

        [詳細]

        信頼関係の構築によって情報の質と量が変わる

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    • 面に出た岩等から・・・水面からの水中の予測
      • 水中地形の規則性が分かりから予測に変わります
  • 知識(情報の価値を高める)
    • 波・潮流・潮汐・うねり等による水の動き
    • ゴミ
    • 太陽や月の角度や方向
      • 光と影
    • 防波堤、ケルプの群生地、ブイ
    • 水底の成分・造形物などの構成、形状
      • 砂地の模様(砂紋=リップルマーク)
        • 垂直に泳げば( )

          [詳細]

          垂直に泳げば沖か岸

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        • 間隔が狭くなれば水深は( )、広くなれば( )

          [詳細]

          間隔が狭くなれば水深は浅く、広くなれば深い

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      • リーフの斜面
      • 岩、砂、泥、リーフなど
    • 動植物
      • 植物の種類
      • 一般にそれぞれ特定の( )で生息している

        [詳細]

        一般にそれぞれ特定の水深で生息している

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      • ウミウチワは流れに対して、( )に生息している

        [詳細]

        ウミウチワは流れに対して、垂直に生息している

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      • カシパンウニ(タコノマクラ)は(生きていれば)岸に( )に並ぶ

        [詳細]

        カシパンウニ(タコノマクラ)は(生きていれば)岸に平行に並ぶ

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      • 開けた砂地の一画に魚が居る場合、近くにリーフか棲み家がある
      • 動きやすい魚の群れはナビの参考に( )

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        動きやすい魚の群れはナビの参考になりにくい

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      • 関連分野「ナチュラリスト」
    • 音(方位は分かりにくいが参考になる)
      • リーフに生息する生物が立てる音
      • ボートのエンジンの音
      • アンカーの鎖の音
      • 波で岩が転がる音…など
  • 活用できる道具
    • ( )(主にボートの装備)

      [詳細]

      魚群探知機

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  • 役立つテクニック
    • フィートファースト(足が頭より下にある姿勢)潜降
      • メリット
        • ヴァーティゴ(ひどいめまい)を感じにくい
        • 方向感覚を失いにくい
      • 方法
        • バディの一方が、進行方向を維持する。
        • もう一方が潜降過程でそれを頼りに潜降し進行方向を確定する。
    • コンパスを使わないで直角に曲がる方法
      1. 曲がるポイントまで一直線に泳ぎ、進行方向を向いたまま停止する。
      2. 曲がろうとする方向が左なら左手を、右なら右手を( )に伸ばします。

        [詳細]

        曲がろうとする方向が左なら左手を、右なら右手を真横に伸ばします。

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      3. 伸ばした手の先にあるものを確認し、体全体をそちらに向けます。

ナビゲーションの4パターン

水中でのコース取り(ルート)は、複雑に考えず、基本パターンを( )と、よりナビゲーションが容易になります。

[詳細]

水中でのコース取り(ルート)は、複雑に考えず、基本パターンを組み合わせると、よりナビゲーションが容易になります。

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  1. 直線(曲線)の往復
    • 方角を決め直線的に泳ぎ、方向転換して逆にたどる
    • 直線の方角だけでなく、曲線的にリーフ。ウォールや水深をたどる
    • 進行方向に交差する流れでずれを防ぐのにナチュラルナビテクニックを併用する
  2. 正方形、長方形、平行四辺形
    • 正方形や長方形はコンパスを使わなくても90°に曲がれるので便利
    • 2つの四角形を組み合わせることで多くの地形に当てはめられる
    • 平行四辺形は方位を2つ(とその逆)使うだけのシンプルなナビ(直線往復の応用)
  3. 三角形
    • 主に練習やゲーム用で一般にはあまり用いられない
    • 応用トレーニングとしての活用が可能
  4. 円形
    • 正確な円を描いて泳ぐのはほとんど不可能
    • 主にリールやロープを使用した水中サーチで用いる
    • 関連内容「サーチ&リカバリー
水中パターン活用の注意点

  1. バディでルートを決めると同時に決まる潜水計画(エアー、深さ、時間)。
  2. 実際にパターンを書いてみる。スレート、ガムテープなどで水中へもっていく。
  3. ダイビング中覚えやすいシンプルなパターンでルート決めをする。
  4. ルート決めにナビの5つの要素[5]5つの要素を盛り込む。

    [詳細]

    1. コース取り(ルート)
    2. 目標物(地形、構成物など)
    3. 距離(5つのうち主に2つ)
    4. 方位(コンパス)
    5. 深さ(計画、たどればルートになる)

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  5. バディでナビとパターンの主導権(責任者)を決めておく。
  6. ナビを失敗する要素と対策を考察してバディで確認しておく。

水中用コンパスに重要な機構

コンパスナビをする際の確認事項。陸上用とは針の動き、ベゼル等が異なります。

  • 液体封入式
    • 耐水圧用に磁針を液体を封入し動きがゆっくり滑らか。
  • 動きのよい磁針
    • 完全に水平でなくても、正確に方位を示す。
  • 方位表示
    • 方位は( )ではなく( )で表示されている。

      [詳細]

      方位は東西南北(NEWS)ではなく数字で表示されている。

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  • 水中でも見やすい
    • 夜や暗い場所でも読める蓄光式。
  • ラバー・ライン、横窓、ベゼル
    • ラバーライン コンパスを真っすぐに保持できる
    • ダイレクト・サイト(のぞき窓、横窓) 目標物に重ねて方位がよめる
    • ベゼル(( )マーカーや( )マーカー) 方位を設定できる

      [詳細]

      ベゼル(インデックスマーカーやポイントマーカー) 方位を設定できる

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電子コンパス

様々なタイプがあるので、それぞれメーカーの取り扱い説明書を参照してください。ただし、実際のナビゲーションで現在のデジタルコンパスで満足な機能を有するものはあまりなく、筆者は実際にデジタルコンパスを用いているプロを知らないです。

コンパス使用法

保持のしかた

  • ( )を合わす(体の真正面で真っすぐに持つ)。

    [詳細]

    ラバー・ラインを合わす(体の真正面で真っすぐに持つ)。

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  • リスト・コンパス(左手装着時)
    1. 右手をまっすぐ前に出し肘の手前を左出てつかむ。
    2. コンパスが身体の真正面で、体に対して( )になるように持つ。

      [詳細]

      コンパスが身体の真正面で、体に対して直角になるように持つ。

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  • コンソールコンパス
    1. 体の( )にくるよう( )でコンソールを持つ。

      [詳細]

      体の中心にくるよう両手でコンソールを持つ

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    2. ( )を両脇を閉じるか( )を伸ばす。

      [詳細]

      両肘を両脇を閉じるか両手を伸ばす。

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新たなナビゲーション器材

このコラム作成時には、水中で使用できる測位システム[6]GPS 信号は弱すぎて水中では簡単に受信できませんはありませんが、現在開発段階にあります。

コンパスを使って泳ぐ
  • 正しくコンパスを持つ
    • 正面
    • 水平
    • ベゼル(インデックスマーカー、ポイントマーカー)と針の位置など
  • 次のどちらかで( )を優先する(コンパスをメインとしない)

    [詳細]

    次のどちらかでナチュラルナビを優先する(コンパスをメインとしない)

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    • 目標物をコンパス越しに見るようにしながら泳ぐ
    • 真上から見下ろしそのまま顔をあげ、正面に向かって泳ぐ
コンパスのセッティングと直進
  1. 進行方向を向く
  2. 北を示す針に( )を合わす

    [詳細]

    北を示す針にインデックスマーカーを合わす

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  3. インデックスマーカーに針がとどまる状態で正面にある( )を見定める

    [詳細]

    インデックスマーカーに針がとどまる状態で正面にある目標物を見定める

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  4. 正面に有るものまで泳ぎつつ、コンパスを確認し、次に正面に見える目標物を設定する。
    • 泳いでいてマーカーから針が外れると違う方に向いている
    • 透明度が低い場合は正面に有るものよりコンパスに頼ることがある
逆方向(帰りの方向)のセット
  • 方法1
    1. 折り返し地点で止まる。
    2. インデックス―マーカーを180°回転させる。
    3. 磁針がインデックス・マーカーに入るように身体の向きを変える。
    4. 往路と同じように(実際は逆向き)ナチュラルを併用して泳ぐ。
      • 透明度が低い場合は同様にコンパスに頼ることがある。
      • 往路で見たものが復路でも見れるはず。
  • 方法2
    1. 折り返し地点で止まる。
    2. インデックスマーカーはそのままでコンパスにより次のどちらかで反転する。
      • 針が( )を差すように身体の向きを変える。

        [詳細]

        針がポイントマーカーを差すように身体の向きを変える。

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      • インデックスマーカーに磁針の( )が入る様に身体の向きを変える。

        [詳細]

        インデックスマーカーに磁針の南側が入る様に身体の向きを変える。

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    3. 往路と同じように(実際は逆向き)ナチュラルを併用して泳ぐ。
      • 透明度が低い場合は同様にコンパスに頼ることがある。
      • 往路で見たものが復路でも見れるはず。
正方形や長方形のナビゲーション
  • 方法1
    1. 曲がり角で止まる。
    2. インデックス―マーカーを( )度回転させる。

      [詳細]

      インデックス―マーカーを90度回転させる。

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    3. 磁針がインデックス・マーカーに入るように身体の向きを変える。
    4. 再びナチュラルを併用して泳ぐ。
      • 透明度が低い場合は同様にコンパスに頼ることがある。。
  • 方法2
    1. 曲がり角で止まる。
    2. インデックスマーカーはそのままでコンパスにより次のどちらかで曲がる。
      • インデックスマーカーに磁針の東や西が入る様に身体の向きを変える。
    3. 再びナチュラルを併用して泳ぐ。
      • 透明度が低い場合は同様にコンパスに頼ることがある。
三角形のナビゲーション

手順は正方形や長方形の場合と同様で、曲がる際にインデックスマーカーを( )度回転させる。(コンパスによって異なることがある。)

[詳細]

手順は正方形や長方形の場合と同様で、曲がる際にインデックスマーカーを120度回転させる。

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六角形のナビゲーション

手順は正方形や長方形の場合と同様で、曲がる際にインデックスマーカーを( )度回転させる。(コンパスによって異なることがある。)

[詳細]

手順は正方形や長方形の場合と同様で、曲がる際にインデックスマーカーを60度回転させる。(コンパスによって異なることがある。)

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( )ターンすると元の位置に戻る。

[詳細]

5 回ターンすると元の位置に戻る。

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コンパスを使いこなすヒント

視界にもよるが、大前提はナチュラル・ナビゲーションの補助としてコンパスを使う。

  • コンパスを信頼する
    • 使用法さえ合っていて、壊れてなければ感覚よりコンパスを信じる。
    • コンパスが間違っていると思うことがあるが、ダイバーの方向感覚が失われてることが多い。
    • コンパスは( )の基本的法則で、方向感覚は天気予想のような( )の場合が多い。

      [詳細]

      コンパスは物理の基本的法則で、方向感覚は天気予想のような直観の場合が多い。

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    • 感覚の方が正しいことがあるとすれば、コンパスナビゲーションでなくナチュラルとしての何らかの根拠がある場合でしょう。
  • 080809-08[1]陸上での練習
    • コンパスには固有の特性(デザイン、昨日、動きなど)があるので、同じコンパスで慣れることです。
    • 慣れるには水中でなくとも陸上で練習できます。
  • 流れの影響を計算に入れる
    • 潮流やウネリなどの水の動きによってコースから外れることがある。
    • ナチュラル・ナビゲーションで( )を活用すると水流の影響を防げる。

      [詳細]

      ナチュラル・ナビゲーションで目標物を活用すると水流の影響を防げる。

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  • 障害物を迂回する
    • ( )度のターンを組み合わせる。

      [詳細]

      90度のターンを組み合わせる。

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    • 障害物が大きい場合は、障害物に指標を設置し、障害物に沿ってコースをアレンジする。
  • PADIスクーバセクスタントやナビファインダーを活用する
    • 不規則なコースのマッピングが可能になります。
    • 活用を続けることで、そろばんに慣れた方の暗算の様に、視覚的にナビの全体像をとらえられるようになります。
  • ナビゲ-ション用器材を使う
    • コンパス・ボード、マップを書いたスレートなど
  • 限界を知っておく
    • 長距離をカバーする必要がある場合誤差が大きくなるので、水面移動を組み合わせる。
    • 不明なまま突き進まず可能であれば、定期的に水面に出て位置を確認する。
    • 技量に合わせた範囲をナビゲーションする。
  • ゆっくりと泳ぐ
    • リラックスし、コンパス以外に、水深、目標物などに注意を向ける。

ここまでがナビゲーション全体像の1/3です

①はナビゲーションの基本練習で、一般のスポットで十分なナビをする技術ではありません。ナビゲーションのテクニックの全体像は②と③で完結します。あとはその応用として幅を広げることになります。

ナビSP②
  • ナビSP①が自分主体のナビであるのに対して、②では既知地形やマップに合わせたコース取りができるようになります。
  • ナビSP①のテクニックを踏まえ、パターンを様々組合すことで海域に合わせたナビゲーションができるようになります。
ナビSP③
  • ナビSP②が既知の海域やコースであるのに対して、③では未知のスポットで自由自在に移動し、元に戻れるようになります。
  • ナビSP①と②のテクニックを踏まえ、未知の海域で移動しながら、起点と自分の居る位置を把握しながらナビゲーションができるようになります。

0602-35[1]セクスタントは下記、またはこちらからご購入いただけます。

注釈   [ + ]

1. インストラクターを取得しただけでは資格的にSPは教えられません。
2. 旅行の計画の様にお考えください
3. あえて臨む道のスポットでは、一部が変数であってもダイビングの進行により導き出せることが必要です。
4. ひろ・・・両手を広げた長さを指し、主に水深を意味する
紐を両手で一杯に広げて紐を送る動作を繰り返す場合の長さ
例えば、釣糸を底までたらす場合の長さを両手で計測する
通常は1尋=6尺、明治時代に1尺=(10/33)メートル、1尋は約1.818メートル
1尋を5尺(約1.515メートル)とすることもある。-Wikipedia-
5. 5つの要素
6. GPS 信号は弱すぎて水中では簡単に受信できません
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