我流がダメだと分かっているけど…




誰も、我流がダメだとわかっているが、

ついやってしまう人への視覚的解説。

(我流で育ったインストラクターに習う場合も同様)


  • なぜ…タマにまとめて潜る経験数が多いレジャー系ダイバーのレベルが低く挫折しやすいか。
  • なぜ…ホームに定期的によく通う経験数の少ないスクール系ダイバーが楽しく上達できるか。

左利きを右利きに変えることは非常に困難です。最初に方向性を定めなければ、後になって右利きになることができても、本質的には左利きであることは変わりません。同様に、右利きを左利きに変えるのも同じく難しいです。

何らかの成長においても同様で、正しい方向へ進むためには、より早い段階からその方向性に合った成長をすることが不可欠です。正しい道へ進んでいると思い込んで経験を積んでしまい、そうでない道へ進んだ場合、取り返しがつかないことになりかねないです。

自分の特性や才能を、大きな目標に向けより良い方向でのばすことが何より重要です。その目標が大きければ大きいほど…

後になって、利き手ではない方を練習するのは、時間や労力が大きな損失ですし、例えできる様になっても、本来の利き手というのは残っているものです。一度身に着いた習慣というのは、その人の能力でもあり、それを変えることはできないというのを理解することが、真の成長への第一歩です。

早い段階から大きな目標に向かってなだらかな坂を上るのは、容易で楽しいものです。この穏やかな上昇の過程は、周囲の人々との良好な関係を築くのにも役立ち、自分自身の思考を豊かにし、寛大な考え方を培うことができます。通常、新参者であることは、共感とサポートを受けやすく、これは成長を促進します

しかしながら、一定の経験を経てから急な坂道に挑む場合、その道のりは険しいものとなり、苦難を伴います。このとき、周囲の人々の期待も、経験に見合ったものとされがちで、要求は非常に高いものとなり、心に負担をかける可能性があります。また、その周囲の不公平感によるストレスは、コミュニティや人間関係を否定的な感覚に陥らせやすいです。

何らかの道で、目標が決まっていたり、その目標が大きければ大きいほど、それを見据えた階段を、より早い段階から登って行った方が容易で、楽しく、そして満足感も大きいものになりやすいでしょう。

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