
モテる男は“モノ”ではなく“自分”に投資する
恋愛で「勝ち組」と呼ばれる人は、必ずしもイケメンでもお金持ちでもありません。
むしろ、自然体で人を惹きつける空気を持っている人だったりします。
「あなたがどんな人間であるかは、あなたが他人をどう扱うかでわかる。」
― マルコム・フォーブス
その違いはどこから生まれるのか。
ひとつの答えは「お金の使い方」にあるのかもしれません。
たとえば、女性を誘うために300万円の車をローンで買う人がいます。
もちろんそれ自体は悪いことではありません。でも、その人の魅力は結局「車そのもの」に頼ってしまう。そこから先の深みまでは保証してくれません。
「魅力とは、外見にあるのではなく、人が人をどう感じさせるかにある。」
― マヤ・アンジェロウ
ある男性が若いころに頑張って200万円を投じて資格を取得しました。
それが「ダイビングインストラクター」。
これがただの資格ではなく、「人格の証明」にもなり得るものだったのです。
「最良の投資は、自己投資である。」
― ベンジャミン・フランクリン
「前」──海へと導く力
インストラクターに求められるのは、初心者を安心させながら海へ導くことです。
海の魅力や安全性を伝え、どう向き合えばいいのかを根気強く教え、目標を示す。
相手ができる人でもできない人でも、体力があってもなくても、分け隔てなく接する姿勢が求められます。
「人は財産を失えば少しを失う。名誉を失えば多くを失う。勇気を失えばすべてを失う。」
― ゲーテ
「学びて思わざれば則ち罔(くら)し。思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し。」
― 孔子
「中」──水中で寄り添う力
海の中は非日常であり、多くの人が少なからずストレスを感じます。
そこでインストラクターは、呼吸や仕草、視線から相手の状態を読み取り、最適なサポートをします。
時には手を引き、肩を貸し、アイコンタクトで励まし、「大丈夫だよ」と声をかける。
「最もすぐれた人は、人々に力を与える人である。」
― エマーソン
「人を動かすことができるのは、ただ誠実な人格である。」
― デール・カーネギー
水中で相手が安心できるかどうかは、インストラクターの人間性に大きく左右されるのです。
「後」──成長を支える力
ダイビングが終わればデブリーフィング。
その人の頑張りを褒め、成長を励まし、次につながるアドバイスをする。
当初掲げた目標へと歩めるように、そっと背中を押してあげることもインストラクターの役割です。
「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。」
― ウィリアム・ジェームズ
「道を知ることと、道を歩むことは別である。」
― モーフィアス(映画『マトリックス』)
「人を導く者は、その背中で語れ。」
― 日本の格言
こうして「前・中・後」を通じて、単に技術を教えるのではなく、人に寄り添い、導き、育てることがインストラクターには求められます。
それが日常的にできるということ自体が、すでにひとつの「人格の証明」になっているのです。
「最もすぐれた投資は、自分自身の成長にかける時間である。」
― パラフレーズ(フランクリン思想-意訳)
300万円の車で女性を誘うことはできても、その後の関係を深めるには、また別の魅力が必要になります。
しかし、インストラクターとして培った魅力は、その人自身から自然ににじみ出る。
だからこそ、モテるのは当然の結果といえるでしょう。
「愛されたいなら、まず自分が愛すべき人間になることだ。」
― オウィディウス
「愛とは、互いに見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見ることである。」
― サン=テグジュペリ
そしてこの力は、恋愛だけでなく、仕事や友人関係、人生全般においても、周囲との関係を深め、より豊かな人生を送れるようになりえるのです。