ダイビング器材はいつ買うのが良い？

概要

①ダイビング器材ってどれくらいしますか？

②良いダイビング器材（特典が多い）を最初に買う、途中までレンタルして安いもの（特典が少ないもの）を買う、ずっとレンタルでは、どれが最もお得ですか？

一般的なダイビング器材の購入価格を、ウィンドサーフィン、パラグライダー、スクーター、自動車と比較してみます。

ダイビングで使う器材には次のようなものがあります。

ダイビング器材は一度そろえれば長期間使えるため、コストパフォーマンスも悪くないですね。

ダイビング器材の購入・レンタルの選択肢について、総合的なお得さを比較すると、以下のようになります。

コスト: 初期投資が必要（約25～50万円）※スクーターを買うくらい
特典: ダイビングショップの割引・無料メンテナンス・器材の品質・使い勝手向上
メンテナンス費: 定期的なオーバーホール（1~2年に1回1～2万円）
お得度: ⭐⭐⭐⭐（長期的に最もお得）

➡ 長く続けるなら最もコスパが良い選択。

自分に合ったお気に入りの器材で快適に潜れ、レンタル料金や手配が不要になり、特典で長期的な費用を抑えられる。ローンで買ってもレンタルするより利回り的にも節約効果が高い。

コスト: 最初はレンタル費用（1回5,000～10,000円）、後で器材購入（10～30万円）
特典: 限定的（ショップによるが、購入時の割引が少ない）
メンテナンス費: 1～2年に1回（1～2万円）
お得度: ⭐⭐⭐（短期的には安いが、長期的にはコスパが悪い）

➡ 続けるか迷っている人向け。

また、安い器材は、良い器材に比べメンテナンス費用が割高で、性能や快適性が劣ることが多く、結局後で良い器材を買い直すケースも。購入が早いほど節約効果は高く、後になる程節約効果は低い。

コスト: 1回あたり5,000～10,000円（20回程で10～20万円）
特典: なし（レンタルのため特典なし）
メンテナンス費: なし（一見不要だが、レンタル代として割高な費用を支払っている）
お得度: ⭐（長期的には最も高コスト）

➡ たまにしか潜らない人向け。

しかし、レンタル器材の手配が必要であったり、サイズや性能が自分に合わないことがあり、快適性が下がる。

✔ ダイビングを続けるなら、最初に良い器材を買うのがベスト。
✔ 年間数回なら、レンタルの方が安上がり。
✔ 途中で買う場合は、結果的に買い替えが発生し、最も中途半端な選択になりやすい。

→ 続けるなら”より早い時期に良い器材を買う”が最もお得！

ダイビングを続けるなら、コスト面は勿論、快適さや楽しさの面でも、早めに自分の器材をそろえるのが最もお得な選択です。

レンタル器材は、主に初心者向けに用意されているため、使い慣れていない人が扱うことが多くなります。そのため、誤った使い方をされることが多く、結果として故障しやすくなります。

さらに、レンタルという性質上、どうしても扱いが雑になりがちで、修理やメンテナンスのコストがかさみます。この維持費がレンタル料金に反映されるため、ダイビングを続ける人にとっては割高になってしまう原因です。

一方、自分の器材を持てば、使い方に慣れることでコストが低く抑えられるだけでなく、上達が早く、長く快適にダイビングを楽しめます。また、レンタルでは手に入らない高品質な器材を選ぶことで、より安全で快適なダイビングが楽しめるようになります。

そのため、ダイビングを続けるなら、できるだけ早く自分の器材をそろえることが、結果的に最も経済的で満足度の高い選択となります。

ダイビング器材をそろえることは、コスト面だけでなく、快適で充実したダイビングライフを送るためにも重要なポイントです。自分にぴったりの器材を使うことで、より快適に海を楽しめるだけでなく、ストレスなくスムーズに潜れるようになります。

また、マイ器材を持っているダイバー同士は、こだわりや経験を共有しやすく、自然と意識の高いコミュニケーションが生まれます。さらに、自動車の運転と同じように、毎回同じ器材を使うことで操作に慣れ、スキルの習得もスムーズになるため、レンタルを利用する場合よりも上達が早くなります。

ダイビングを続けるなら、早めに自分の器材をそろえることで、より自由度の高い快適なダイビングを楽しむことができるでしょう。