自由な職業「ダイビングインストラクター」とは?




ダイビングインストラクターという職業の「自由度」の一因とは?

※勤務ではなく、自営やフリーインストラクターのことです。

ダイビングインストラクターという仕事が、他の職業やスポーツインストラクターと比べて「自由度が高い」と感じる理由のひとつに、「生徒との関係性の質」があります。

たとえば、テニスやゴルフのようなスポーツでは、上達のスピードや頻度に個人差が大きく、目標設定も曖昧になりがちです。一方、ダイビングの場合は、最初から「資格取得」という明確な基準があり、一定レベルの考え方やスキル習得が求められます。

ここで特筆すべきは、ダイビング技能の習得には、ただの知識だけでなく、水中という非日常の環境におけるまったく新しい感覚や行動様式の受け入れが必要とされる点です。たとえば、「呼吸法」「不確定要素の多い自然との関わり方」「上達の必要性(楽しさ)」といった、水中独特の思考や行動を、意識的に身につけなければなりません。

つまり、日常とは異なる感覚に対して柔軟に対応できる「受容性」や「素直さ」が、ダイビングを学ぶ上での前提条件となるのです。これが結果として、ある種の“選別”を生むことになります。

「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。」
 — ウィリアム・ジェームズ(心理学者)

言い換えれば、ダイビングライセンスを取得する人は、一定の感覚や考え方を持った人に自然とふるい分けられている。そのため、インストラクターとして関わる生徒たちは、「話が通じやすく」「価値観の共有がしやすい」傾向にあるのです。

「木はしなやかであれば折れない。」
 — 老子(中国・哲学者)

さらに、ライセンス取得後も、よりディープでエキサイティングなダイビングを楽しむには、既成概念にとらわれない柔軟な知識・技術・感覚が必要となります。しかしその段階で、自分の考え方を優先し、変化を拒むタイプのダイバーは、やがてスクールから離れていきます。

「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである。」
 — アルベルト・アインシュタイン(物理学者)

「あなたの心が囚われているのは、現実ではなく、あなたの信じる物語である。」
 — エックハルト・トール(思想家)

結果として、スクールの中には「柔軟で、自分を開いて学ぼうとする人」が残っていきます。こうした人たちとだけ関わっていけるという点が、インストラクターとしての精神的な自由度を高め、仕事のやりがいにもつながっているのです。

「新しい海を発見するには、岸を見失う勇気が必要だ。」
 — アンドレ・ジッド(作家)

このように、ダイビングは常に「学び」と「探求」が前提にあります。海に潜るたびに新しい気づきがあり、進化を続けることができます。

「学びをやめた人は、二十歳であろうと八十歳であろうと老いる。学び続ける人は、いつまでも若い。」
 — ヘンリー・フォード(フォード創業者)

「私はまだ、ほんの少ししか知らない。だからこそ潜り続ける。」
 — ジャック=イヴ・クストー(海洋探検家)

「探しているものは、しばしば未知の中にある。」
 — プルタルコス(古代ギリシャの思想家)

インストラクターという仕事の「自由度」とは、単に勤務時間や場所の制約が少ないという意味だけではありません。

学び続ける人とだけ関わり、柔軟な人とだけ歩んでいける。その環境自体が、他にはない大きな自由の源泉となっているのです。




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