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ホバーリングでのバランス




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ホバーリングで前後のバランスが決まらないです。どうすればいいですか?」

…と、アマ、プロ問わずよく尋ねられます。

※図中の矢印は力の尺度でなくイメージ

バランスの決定要素

バランスは( )( )( )によって決まります。

[ 解説 ]

「呼吸だけ」ではすぐ限界に!

重要なのは呼吸でコントロールしやすいように装備を調整すること!

  1. 装備(タンク)= 事前にわかる
    水中では…
    アルミタンクは軽い
    スチールタンクは沈み気味
  2. BCのバランス = 他の装備で決まる
    前傾後傾
    他の装備とは?

    1. 浮く要素
      肺、BC、フィン(ウレタン/ゴム)、スーツ、フード、インナー等
    2. 沈む要素
      タンク、ウエイト、フィン(プラスティック)等
  3. ウエイトの配置
    1. 前のほう(腹寄り)
    2. 後ろのほう(腰寄り)
  4. フィンの水中重量
    1. 重いと足が沈み気味に
    2. 軽いと足が浮き気味に
      当たり前だけど使い分けれてる人が少ない!
  5. 呼吸:浮力バランス
    1. 吐き気味=前傾になりやすい(肺が沈み、その分BCが浮く)
    2. 吸い気味=後傾になりやすい(肺は前にある浮力)

器材が変わればバランスが変わる!

毎回異なる器材では

上達に時間を要する理由がお分かりになられたでしょうか。

[ 解説を隠す ]

次のA,B,Cでは何が異なるでしょう?

A、B、Cそれぞれ「3か所」異なる点があります。ピックアップしてください。

ヒント(どこか)

[ 解説 ]

  • 呼吸は?
  • BCの浮力は?
  • ウエイトは?

[ 解説を隠す ]

上のヒントが、それぞれがどう異なるでしょう?

解説(態勢はどうなる?)

[ 解説 ]

AとBとCを比較した場合…

  • 呼吸法(肺の浮力)
    1. はき気味:態勢は前傾になる
    2. 普通:AとBの間
    3. 吸い気味:態勢は後傾になる
  • BC浮力(給気量)
    1. 多め:態勢は前傾になる
    2. 普通:AとBの間
    3. 少な目:態勢は後傾になる
  • ウエイト
    1. 前より:態勢は前傾になる
    2. 横:AとBの間
    3. 後ろより:態勢は後傾になる

ポイントは!

  1. 肺の大きさ
  2. 1に影響を与える(BCの大きさ)
  3. 全体のバランスを決めるウエイト(=基本的に潜水中に増減できない)
[caption id="attachment_3308" align="alignnone" width="508"] クリックで拡大します[/caption]
  1. BC=空気多め、ウエイト=前より、呼吸=吐き気味
  2. BC=空気普通、ウエイト=横、呼吸=普通
  3. BC=空気少なめ、ウエイト=後ろより、呼吸=吸い気味

[ 解説を隠す ]

プラス浮力?、マイナス浮力?

A,B,C、それぞれで…

ウエイト、タンク、BC、肺はそれぞれどんな浮力

すこーし考えてから下記を開いてください。

[ 解説 ]

  • 赤い線:プラス浮力
  • 青い線:マイナス浮力

[ 解説を隠す ]

次のそれぞれはこの後どうなる?

選択肢:そのまま、右回り、左回り

[ 解説 ]

↓そして↓

[ 解説を隠す ]

次のそれぞれはこの後どうなる?

選択肢:そのまま、前より、後ろより

[ 解説 ]

上の様な向きに動き、下の様な一でバランスが取れる。

[ 解説を隠す ]

器材でどう変わる?

フィンの例

タイプで、足が浮きやすいか、沈みやすいかが決まる

  • ゴム:沈む
  • ウレタン:やや沈む
  • ハイブリッド:様々
  • プラスティック:やや浮く
  • 実際は上記に限定されず様々なものがあります

スーツの例

タンクとスーツでウエイトの量が決まる!

  • 新しいスーツ:浮く
    足の部分浅いほど浮きやすいので、浅いところでの練習はアンクルウエイトを使うと快適です。
  • ヘタッタスーツ:浮力がほとんどない
    古くなると重さはそのまま、生地は縮み体積が小さく
    つまり
    比重が高い→沈みやすい!

手や足を使うのは?

超重要!ホバーリングの練習では…
手や足を使うと練習にならない!

バランスは手や足でなく、上で見てきたように、装備の位置や空気量、呼吸方法で決まります!(水をかいても無意味

手や足を動かしてしまうダイバーが多いですが、練習の邪魔にこそなれ、ほとんど役立つことはありません

  1. 適材適所!
    アンクルウエイト
    等、効果的なアイテムの使用を「物に頼るのは邪道だ?!」という精神論者が居ますが、スキューバダイビング自体、そもそも道具に依存しています。
    使いましょう(精神論者浮力の全体像が理解できていない)。
  2. 手足を止める!
    手足を止め
    、全装備のバランスに身を任せて初めて呼吸でのコントロールが可能となります

水中でのホバーリングの無重力感覚はとても素晴らしいです。

数々のハリウッド映画でも、人が思うように宙を舞うことが映像として夢描かれてきました。

それが水中では叶います!!!

是非あきらめずに頑張ってください。(効率よくね!ちゃんと習ってね!

得意だという人も、更に向上させてみてください!

所属スクールがある方は、あなたに合った装備をそちらで購入しましょう!貴方に合った最適なアドバイスがもらえるでしょう!




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