こんにちは!ココモの唐沢です。
減圧症は、ダイビングを最初「オープンウォーターコース」で習い、手の差し伸べ方は「レスキューダイバーコース」で習いますが、さて…改めて…どうするんだったでしょう?
ダイバーなら誰でも知っている減圧症へは「( )」をするということ。
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酸素供給《詳細を隠す》
概要
今一度確認しておきましょう!
- 何故いいか、
- どう実施するか、
- いつでも実施できるか
減圧症の種類は?
減圧症は大きく分けると3つに分けられます。
これらのクラス分けは重要ではありませんが、それぞれをしっておくことで、「ある症状・徴候」が減圧症か否かの予測ができることが必要です。
DCS(タイプⅠ)
- 皮膚(スキン・ベンズ)・・・これ自体は深刻とは考えられてない
- 関節・四肢の痛み・・・DCSの約( )%
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約 75 %《詳細を隠す》
DCS(タイプⅡ)
- 神経系・・・チクチク感、しびれ、意識喪失、麻痺、呼吸停止…
- 肺(毛細血管)[1]= チョーク(窒息)・・・呼吸時の痛み、短い咳が続く、息苦しさを感じる
DCS(タイプⅢ)
- 脳(≒AGE)・・・減圧症と肺のバロトラウマ(= 気圧外傷)の相互作用
(広く知られてはいないが、生物学者による仮説)
DCS(その他)
- ひどい疲労・・・最も多い減圧症の症状
- 内耳・・・ヴァーティゴ等(= 回転性のひどいめまい)など
減圧症のファース・トエイド
AGEと、DCSは、現場では同じDCI(減圧障害)として「純酸素を呼吸する」というファーストエイドで対応します。純酸素が無ければ( )など酸素分圧が高いものも有効です。
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エンリッチドエアー、ナイトロックス《詳細を隠す》
- 皮膚(スキン・ベンズ)・・・他の症状が無いと減圧治療しない
- 減圧症と診断されたDCS・・・再圧治療
- 早い治療・・・症状が軽くなり永久的な障害を防ぐ大きな効果が証明されている
- 遅い治療・・・( )な障害が残る可能性が増す。
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永久的《詳細を隠す》
不活性な窒素が
通常のダイビングでは呼吸する空気中の不活性ガス(生理学的に不活性という意味)である「窒素」が( )の法則にしたがって体に溶解することが原因です。
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ヘンリーの法則《詳細を隠す》
このとき、酸素は?
- 圧力としては分圧として( )ata、( )agaなどある限界まではその毒性に体は耐えられます。
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1.4ata、1.6aga《詳細を隠す》
- 体内に溶解した酸素は代謝されるので気泡が形成されることはないので問題を起こすことはありません。
- 関連講座 エンリッチド・ダイバー
酸素を吸うことで窒素は・・・
高濃度の酸素を呼吸することで、体内に溶解した窒素の圧力と、肺の中での窒素の圧力の差(( ))が大きくなります。
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圧力勾配《詳細を隠す》
これを「圧力勾配が大きい」というんでしたね。
では問題を解いてみましょう
次の選択肢から、減圧症に関する表現として最もてきしたものを選んでください。
酸素は良いのに窒素は…
ダイビングの過程でタンクから呼吸するエアーのうち、
- 生理的に不活性な窒素は( A )ことにより( B )されなければならない。
- 酸素は( C )ので、減圧症を発症させる( D )。
- 圧力勾配が生じる
- 潜降により吸収される
- 微小核が発生する
- 体を活性化する
- 気泡は形成されない
- 新陳代謝の過程で使われる
- 分圧が低い
- 浮上により排出されなければならない
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解答
- 生理的に不活性な窒素は( A b. 潜降により吸収される )ことにより、( B h. 浮上により排出 )されなければならない。
- 酸素は( C f. 新陳代謝の過程で使われる )ので、減圧症を発症させる( D e.気泡は形成されない )。
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純酸素が良いのは・・・
減圧症のファーストエイドとしては、純酸素を呼吸することで、空気を吸うより肺胞の中で:
- ( A )が大きくなることで窒素の排出を( B )ことになる。
- 純酸素が無く、( C )がある場合は空気より優先して提供すると( A )は大きくなる。
- 酸素分圧
- 促す
- 窒素分圧
- 希望の光
- スポーツドリンク
- 圧力勾配
- エンリッチタンク
- 抑制する
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解答
- ( A f. 圧力勾配 )が大きくなることで窒素の排出を( B b.促す )ことになる。
- 純酸素が無く、( C g. エンリッチタンク )がある場合は空気より優先して提供すると( A f. 圧力勾配 )は大きくなる。
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注釈
1. | ↑ | = チョーク(窒息) |