こんにちは!ココモの唐沢です。
潜降、浮上、エントリー、エキジット・・・One Dive、Two Diveと言い、経験本数は〇本・・・
ダイビングには英語と日本語、いろんな呼び名が混在してて複雑ですね…そこで普段は使わない緊急事態に関するもの(その時は必要かも!)を今一度確認しておきましょう。
肺の過膨張障害
ダイビングで最も大事なルール、黄金ルールともいわれる「息を止めてはいけない」と、それに類する行為、状態、そして従わなかった場合を改めて整理しておきましょう。
主な原因
-
息を止めて浮上する
- 急浮上
- 肺の中のガス膨張が吐く息のスピードを上回る場合
- 咳の出る風邪や呼吸器系の感染
- 粘液や他の体液が肺の気管を塞いだ場合
- 喫煙、受動喫煙(二次喫煙)
- 喫煙等により、( )と( )内の界面活性剤[1]サーファクタンが失われ、息を吐くことでつぶれたそれらが開かず閉塞状態になりうる。つまり換気機能の一部がつぶれてしまうことあります。
《詳細》
細気管支と肺胞内《詳細を隠す》
- 喫煙等により、( )と( )内の界面活性剤[1]サーファクタンが失われ、息を吐くことでつぶれたそれらが開かず閉塞状態になりうる。つまり換気機能の一部がつぶれてしまうことあります。
- 過去の呼吸器系の病歴(喘息など)
- 正常な呼吸をしていても、肺の奥深いところに異物があるような場合は、肺の過膨張が起こる可能性があります。
エアー・エンボリズム
エアー・エンボとも略されることがあります。日本語では「空気塞栓症[2]正確には、エンボリズムは血液の流れの中で、流れをブロックするあらゆる種類の遺物を指す言葉。」、記号では「AGE[3]Arterial Gas Embolism」となります。
肺の過膨張障害の主な4つのうちのひとつで、最も重大な障害となりえます。
重症の形態
- 空気の泡が( )に入ったことにより、血流の流れを止めて発作と同じ状態になります
《詳細》
動脈循環《詳細を隠す》
- 更に浮上するにつれ、気泡は成長を続け、肺の膨張によるトラブルほど、すぐに生命を脅かすようなものは他にありません。
練習問題をやってみましょう
オープンウォーターダイバーコースで、まず習う最も重要な分野です。しっかり確認ましょう。
過膨張障害の種類
肺の過膨張障害には主に次のタイプがあります。
- ( )
- ( )
- ( )
- ( )
減圧症と肺の過膨張障害
それぞれの症状、徴候、又はその他についてグループ分けしてください。
- 関節痛
- 血と泡の混じった咳
- 麻痺錯乱
- 極度の疲労
- 目まい
- チアノーゼ
- 突然の意識喪失
《詳細》
解答
- 減圧症 関節痛
- 肺過膨張 血の泡の混じった咳
- 減圧症 麻痺
- 減圧症 極度の疲労
- 減圧症 ひどい目まい
- 汚染空気 チアノーゼ
- 肺過膨張 突然の意識喪失
《詳細を隠す》
肺の過膨張と減圧症の特徴
次の各特長のうち、一般的に肺の過膨張に当てはまるものはどれか?
- 通常、浮上後5分以内
- 神経中枢
- 体の両面
- 体の上部と下部両方
- 腕と足
- 体のどちらか片方
- ファーストエイドで変化が無いか悪化する
- ファーストエイドで緩和できる可能性がある
《詳細》
解答
肺の過膨張障害に当てはまるものは・・・
a. 通常、浮上後5分以内
f. 体のどちらか片方
h. ファーストエイドで緩和できる可能性がある
《詳細を隠す》
注釈
1. | ↑ | サーファクタン |
2. | ↑ | 正確には、エンボリズムは血液の流れの中で、流れをブロックするあらゆる種類の遺物を指す言葉。 |
3. | ↑ | Arterial Gas Embolism |