ナレッジ・リビュー
※『AWARE – Our World, Our Water』のナレッジ・リビュー(知識の復習)用アンサー・キー(模範解答)です。受講を前提としておりますが、まずは予習として興味を持っていただければ幸いです。
概要
- ①プロジェクトAWARE の3つの目的とは?
- ②2つの主な淡水生態系と、それらはの違いとは?
- ③海洋の2つの層とは?
- ④ アップ・ウェリングとは?
- ⑤磯潮間帯の帯状分布を左右する3つの要素とは?
- ⑥サンゴ礁が水中環境にとって重要なのはなぜ?
- ⑦サンゴ礁環境に対する人為的な脅威4つとは?
- ⑧水中環境の主な汚染源とは?
- ⑨世界の漁業が崩壊に瀕している3つの主な理由とは?
- ⑩世界的な沿岸地帯の人口増加は、水中環境にどのような影響を与えるか?
- ⑪世界で最も環境が危機に瀕している海域が抱える主な問題とは?
- ⑫環境保護団体は世界の漁業を保護するために、どのような措置を提案しているか?
- ⑬どうすればAWAREダイビングができますか?
- ⑭水中環境から責任を持ってゴミを撤去する際、行うべき3つの行動とは?
①プロジェクトAWARE の3つの目的とは?
《詳細》
- 水中環境とその資源を保護する環境団体、およびダイビング団体が行うプログラムや活動への関心や支持を高める。
- 水中環境の保護の重要性と、保護に関する私たちの責任に関して、世界的に啓蒙活動を行う。
- 一般の認識を向上させるための教材の開発や普及に努める。
《詳細を隠す》
②2つの主な淡水生態系と、それらはの違いとは?
静水生態系
《詳細》
- 湖や池は、静水を湛えた内陸低地であり、湖沼は氷河による侵食・堆積や、小川を塞き止める岩や土石の堆積、また土地の沈下や洪水といった地球活動によって形成される。
- 温度の違いは生物学的成層構造に影響を与え、光の届き方によって、沿岸帯域、沖帯域、深水層に分けられる。
《詳細を隠す》
動水生態系
《詳細》
- 河川あるいは小川のような流水環境。
- 水温や水深、川幅、流速、川底地形も、場所によって変化している。動水生態系は常に動いているため、成育するためには陸上の栄養源から常に栄養物が供給されなくてはならない。
《詳細を隠す》
③海洋の2つの層とは?
《詳細》
- 常に暗い 無光層
- 光が通過する 透光層
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④ アップ・ウェリングとは?
《詳細》
沖へ吹く風もしくは表層流によって送られた温かい表層水の代わりに、栄養物が豊富な深海水が上昇して、表層に栄養物を多量に運ぶ。《詳細を隠す》
生産性と漁業にとって重要なのはなぜ?
《詳細》
アップ・ウェリングの発生する地域は、高い漁獲高を誇る重要な地域である。《詳細を隠す》
⑤磯潮間帯の帯状分布を左右する3つの要素とは?
《詳細》
- 場所や潮差、潮の高さや大波が当たるかなどの潮のレベル
- 空気に曝される時間や温度の変化、塩分の変動などの物理的要因
- 食物や捕食者の存在などの生物学的要因
《詳細を隠す》
⑥サンゴ礁が水中環境にとって重要なのはなぜ?
《詳細》
- 多数の海洋生物種の棲みかと育成場所にもなっており、多様な生物の貯蔵庫として重要である。
- 島や沿岸地域を嵐や波による被害や浸食から守っている。
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⑦サンゴ礁環境に対する人為的な脅威4つとは?
《詳細》
- 沿岸地域の港湾開発や宅地開発
- ダイナマイトや青酸カリなどを使った破壊的な漁法
- 大河や河口において、内陸部の侵食がもたらす沈泥
- アンカリング(投錨)や衝突による破壊
…など
《詳細を隠す》
⑧水中環境の主な汚染源とは?
《詳細》
- 農業および工業からの流入
- 航空機などの燃料
- 殺生剤
- 海運事故
- バラスト水
- 船からの廃棄物
- 産業廃棄物
- 都市ゴミ
- 農業廃棄物や浚渫土の廃棄
《詳細を隠す》
⑨世界の漁業が崩壊に瀕している3つの主な理由とは?
《詳細》
- 汚染
- 環境破壊
- 乱獲
《詳細を隠す》
⑩世界的な沿岸地帯の人口増加は、水中環境にどのような影響を与えるか?
《詳細》
- 沿岸地方に汚染物質が絶えまなく流入する
- 突堤や防波堤、桟橋など橋は水と堆積物の循環を阻害する
- 干潟や沼地、海辺などは不動産開発のために埋め立てられる
《詳細を隠す》
⑪世界で最も環境が危機に瀕している海域が抱える主な問題とは?
(地域によって異なるが、主な問題は…)
《詳細》
- 人口増加と産業成長
- オイル汚染
- 化学物質や重金属による汚染など
《詳細を隠す》
⑫環境保護団体は世界の漁業を保護するために、どのような措置を提案しているか?
《詳細》
- 国際的な魚類保護、管理の最低規準を設定し実施する。
- 破壊的な流し網、底引き網漁、ロングライン装置を別の漁法に代えるよう義務付ける。
- 維持できない漁業に対して、現在行われている経済的な優遇措置を縮小する。
- 重要な海洋生息地の保護と回復。
- 混獲と、目的以外の種の漁法を2005年までに最低20%減らす。
《詳細を隠す》
⑬どうすればAWAREダイビングができますか?
《詳細》
⑭水中環境から責任を持ってゴミを撤去する際、行うべき3つの行動とは?
《詳細》
- 国際クリーンナップ・デーに参加する
- ダイビングするたびにゴミなどを撤去する
- 水中環境から撤去したゴミのデータを集める
《詳細を隠す》