ダイバーがオープンウォーターで初めてドライスーツを使用する場合には、事前に使い方を説明し、プールなどでドライスーツに慣れていただく。
ドライスーツを使ったことのない生徒ダイバーには、オープン・ウォーターでドライスーツを使用する前に、その使い方のオリエンテーションを行なう。
生徒ダイバーはオリエンテーションで、ドライスーツに慣れ、スキルを練習し、トラブルを未然に防ぐことができるようになる。以下のスキルを練習する:
- ドライスーツの着方と脱ぎ方 (必要な場合のみ助けを借りる) 。
- ドライスーツ、インナー (必要な場合) 、フル器材を装着して、水面で浮力チェックを行なう。
- 中性浮力をデモンストレーションする。
- 足に余分な気体がたまっている状態から体勢を戻すテクニックをデモンストレーションする。
- 水中で、ドライスーツの給気バルブから中圧ホースを外し、再び接続する。
- 通常の浮上速度で水底から中性浮力で浮上する (1分間に18メートル/60フィート以下の速度) 。
- 水面で、スクーバユニットとウエイト・システムの両方を脱着する。