別名、「プロバルジョン・ビークル」、略して「DPV」といいます。
概要
(例)ココモで使用するスクーター
- 本体材質、寸法:耐衝撃性ABS樹脂、外形:720×340mm
- モーター:ブラシレスDCモーター[2]減速機:リング遊星ギア型減速機
- 重量:20.0kg[3]付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能
- 水中浮力:0g(内臓ウエイトで一定量調整可)
- 容量:13Ah(DC24V)
- 速度:0~4km/h
- 連続航続時間:約60分[4]付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能
- 平均航続距離:3600m[5]付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能
- スピード調整:3段階[6]モーター回転数変動式、プロペラ可変ピッチ
- 安全装置
- 過負荷感知機能、
- 水漏れ感知機能、
- 内部異常検出時自動停止装置
- バッテリー残量LEDインジケーター
- 最大耐圧深度:70m
①DPVのメリットは?
《詳細》
- フィンワークより遥かに広い海域を移動できる(例-下記)。
- 速度:0~4km[7]1hに4km泳ぐくらい/h
- 連続航続時間:約60分[8]付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能
- 平均航続距離:3,600m[9]付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能
- 自力でほとんど泳がなくていい(疲れが少ない)。
- 2より、エア消費が少なくてすむ。
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②DPVの主な構成とは?
《詳細》
- 操作系
- 電源スイッチとアクセル[10]スラスト・コントロール、トリガー・メカニズム(スターター・スイッチ)ともいう
- 全体構成
- 防水の本体とプロペラ
- 操縦系
- ハンドル、ウィングアームなど(最近は足に挟めるタイプもある)
- 動力源
- バッテリー、インジケーター等
- 浮力調整装置
- フロート、内臓ウエイト等
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- フロート、内臓ウエイト等
③ボート上でDPVはどうしておくべきか。
《詳細》
揺れやすいボート上では固定する。
- DPVが滑ったり転がったりしないように。
- 破損や他のダイバーをケガさせないよう。
- 器材等を壊さないよう。
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④Uターン・ガイドラインとは?[11]バッテリーのパワー(または残圧)を参考にして、ダイブ中の折り返し地点を決定する
《詳細》
3分の1ルール
- 往路はエア、パワーの3分の1を使い
- 復路に3分の1残し、
- 予備として3分の1を使用する
(例)1 時間の使用可能なDPV[12]ほとんどのDPV の走行可能時間はこれよりもはるかに長くなっていますでは・・・
- 行きに20 分、
- 帰りに20 分、
- 予備として20 分 という計画を立てます。
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⑤DPVを放棄しなければならない場合とは?
《詳細》
(例えば)DPVが止まらなくなった場合[13]めったに無い
アクセル[14]トリガー・メカニズムに何か(砂など)が詰まったり、ダメージを受けたことが原因で発生する場合など。
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⑥DPVでの浮上速度は?
《詳細》
- 1 分間に18 メートル[15]またはダイブ・コンピューターに表示される浮上速度以下の速度を維持する。
- 圧平衡が可能なスピードを維持する。
- 安全停止では深さを維持する。
- DPVを活用するには、なだらかなスロープやらせんを描くような浮上や潜降を行う。
- DPVに頼らず、潜降浮上は通常どおり行う。
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⑦プロペラに何かが絡まったりしないようにするには?
《詳細》
- 指示棒、ひも、ホース類など、全器材をプロペラから遠い位置で固定し、慣れておく。
- 水中植物が密生している場所での使用は十分に注意する。
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⑧DPVで2人乗りするには?
《詳細》
2 人乗りは速度がやや落ち、航続距離は短か目になります。
後ろのダイバーは・・・
操縦するダイバーのタンク・バルブ、BCD、足首、ふくらはぎ、カレントフックなどをつかむなどして走行する。
《詳細を隠す》
⑨DPVでのビーチエントリーの際、注意することは?
《詳細》
- アクセル[16]= スロットルを間違って開けてないよう持つ。
- 操縦しやすい十分な深さで操作を始める。[17]通常、胸の深さ。
- プロペラが十分に水中に使ってから操作することでキャビテーション[18]= 空回り。キャビテーション【cavitation】 液体の運動によって、液中が局部的に低圧となって、気泡を生じる現象。を起こさない。
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⑩DPVで水中生き物を傷つけないための注意すべき2つのこととは?
《詳細》
- 水中生物[19]傷つきやすいの近くでは、常に自分のフィンの位置に注意する[20]蹴らないように。
- むやみに着底しない。
- 砂やシルトより透明度を低下げない。
- 水中生物にダメージを与えない。
- プロペラが詰まらさない。
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スキンダイビングでの活用例
水中スピンに挑戦
注釈
1, 11. | ↑ | バッテリーのパワー(または残圧)を参考にして、ダイブ中の折り返し地点を決定する |
2. | ↑ | 減速機:リング遊星ギア型減速機 |
3, 4, 5, 8, 9. | ↑ | 付属鉛バッテリーSAV-7LB使用時、ニッケル水素バッテリー使用可能 |
6. | ↑ | モーター回転数変動式、プロペラ可変ピッチ |
7. | ↑ | 1hに4km泳ぐくらい |
10. | ↑ | スラスト・コントロール、トリガー・メカニズム(スターター・スイッチ)ともいう |
12. | ↑ | ほとんどのDPV の走行可能時間はこれよりもはるかに長くなっています |
13. | ↑ | めったに無い |
14. | ↑ | トリガー・メカニズム |
15. | ↑ | またはダイブ・コンピューターに表示される浮上速度 |
16. | ↑ | = スロットル |
17. | ↑ | 通常、胸の深さ |
18. | ↑ | = 空回り。キャビテーション【cavitation】 液体の運動によって、液中が局部的に低圧となって、気泡を生じる現象。 |
19. | ↑ | 傷つきやすい |
20. | ↑ | 蹴らないように |